野球賭博に関する相撲協会の対応について
名古屋場所の新番付も発表されて、名古屋場所は予定通り行われることになった。
事実上の追放を受けた親方、除名という厳しい処遇の大関ありという
一見、粛々と角界の浄化は進んでいるように見えるが
切り込んだ調査は行われていないようだ。
処分を逃れた親方、関取はまだいるはずだ。
僕が一番懸念しているのは、今回その処分を逃れた人物を暴力団は放っておかないということだ。
処分が一通り終わってしまった事で、暴力団と繋がりを持っている親方と関取は強い呪縛を受けることになる。
関係を公開するという脅迫を、果たして拒否できるのだろうか?
金品の要求もあるだろう、暴力団を甘く見てはいけない。
今回、この機会に洗いざらい公開しておけば、今後の関係を断ち切れた。
保身、体面といろいろあるだろうが、千載一遇の機会であったことは間違いない。
謝罪会見が終わり、「ほっ」と胸を撫で下ろす親方、関取はいたはずだ。
安心するのは「浅はか」なのだ、地獄はここから始まる・・・・
法曹界の実力者をトップに据えて、親方、力士を守る布陣を敷かねばならない時だ。
理事長は「その事」をこそ熟考すべきだ。
2010.07.05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 相撲
