政策の検証を!
菅直人首相の「原子力発電に依存しない社会」宣言を聞いていて
経済、外交、社会保障などにおいても「やはり検証」が必要という思いを改めて感じた。
当たり前でしょ?という思いを何度してきたことか!
原子力は基本的に「安全ではない」ということを多くの国民は理解しているのだろうか?
天災だろうと、人災だろうと、ひとたび事故が起きて「安定冷却」を速やかに行われなければ
制御が不能に陥ることが事実となった。
挙句の果てに、放出されてしまった「放射性物質」は追跡も処理も出来ないのだ。
その施設は「国のエネルギー政策」の号令で
プレートの上に乗った「ユリカゴ」の様な日本に54基も作られていた・・・・
地震が来たらどうするの?津波が起こったらどうなるの?という提言もあっただろう
ところが、安全の確認も保障もないまま作り続け、推し進められてきた事実。
自然エネルギーも電力の自由化も封じ込めて・・・・
その事態に陥っていった「政策の検証」無くしては、どう舵を切ろうが必ず同じ過ちを繰り返す
多額の税金と真に重要な法案を審議する貴重な時間をドブに捨ててしまうのは許されない。
過去の政策に対する検証があれば国会運営や各省庁から出てくる法案に「緊張感」が生まれ
責任ある政治が行われる流れが出来上がるようになる。
イラク戦争・・・高速増殖炉もんじゅ・・・諫早湾干拓事業・・・福島第一原発事故・・・
検証すべきことが山ほどあり過ぎる!
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2011.07.14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治
