復興計画の遅れが気になる
被災地に建築制限を設けた宮城県とは対照的に、岩手県の対応が遅れている
「行政を待っていられない!」と被災地域での建築申請が出されたと報道されている。
震災後2ヵ月半が経過した、各地の中小自治体などの被災状況を考えれば
遅々として進まないのも無理は無いが、早く仕事を生活の再建をと考える住民の焦りも限界のはずだ
恒久的な復興と今後の地元経済の繁栄、そして地震や津波に対する対策を万全にしての
「街づくり」という復興計画は、そう簡単には話がまとまるものではない。
とすれば・・・・
地域を限定したインフラ整備を計画して、工場や水産加工場、物販と飲食、介護や生活サービスなど
分野ごとの営業申請を取り急ぎまとめて
平屋の簡易建物、屋台式のものなど分配して期間を定めて営業までこぎつけてしまうのが良いのではないか
臨時ではあるが、飲食を中心とした「みちのく屋台村」には観光としての面白みもある
万が一、再度大きな地震が発生した場合でも建築物よりは物損としての被害も抑えることが出来るだろう。
「津波に強い街」など造れない事はこの震災により学んだ
津波を防ぐのではなく、到着と浸水を遅らせる。
立ち向かうのではなく、避難を迅速に行える行動計画と防水の地下倉庫の設置などで財産の流出を防ぐなど
「津波に強い市民」と「再生の早い都市」創りを進めていくのが現実的だ
それには、産学民が構想をつくり官に承認を迫るのが良いと思っている。
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2011.05.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治
