津波の描写がある国語教科書
4月26日付けの朝日新聞の社会面記事から
「津波の描写ある国語教科書」
今春から使われている光村図書出版の小学5年の国語教科書に、地震や津波を描写した文章が載っている
東日本大震災で被災した子供の心を傷つけるのではないか?ということである
被災地の教育委員会では「確かに心配だ」「防災を考える貴重な教材だ」と意見は二分した
ボクはこの教材について、現場の教育者の配慮と凛とした授業で十分であると思っている
机上での学びだ、子供達の胸の中には様々な思いが去来するだろう
それは未来に向かっても同じだ。
決して避けては通れない「思い」になる事は分かっているのだから
大人が「あれやこれや」と考えるよりも子供達に意味をしっかりと説明することこそが大事なのではないだろうか
そういえば・・・・
職場のラジオから流れてきた平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」・・・
1992年3月21日にポニーキャニオンからリリースされたこの名曲は
第34回日本レコード大賞の作詞賞を受賞した
歌詞の中には「あなた浮気したら、家での食事に気をつけて・・・毒入りスープで一緒に逝こう」という
今現在ならば、強烈な不適切描写がある!ということになるだろう
それというのも、前年の1991年6月9日に詐欺罪で逮捕され同年7月1日に殺人罪で再逮捕された
「トリカブト保険金殺人事件」が世を賑わせたばかりであったからだ
それでも、この時代の多くの大人たちは「大騒ぎ」せずに、ユニークなこの歌詞を受け入れた
その歌詞の持つ意味を洒落と捉え、平松愛理という可憐な歌手の「ココロ」を汲み取っていたからだ
そういえば・・・
ジュリーこと沢田研二さんの「カサブランカ・ダンディー」にも
「聞き分けのない女の頬を、ひとつふたつ張り倒して・・・」というくだりがあったな~
今なら問題の歌詞になるのだろうか?
だとしたら、この名詞を残した作詞家の阿久悠さんは「余計なお世話だ!」と多分、言うだろうな
2011.04.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな歌
