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共産国家?




宮城県の村井嘉浩知事が掲げた水産施設の「国有化構想」について

自民党の有力県議が「共産国家のようなことになるが、数年の異例措置だ」と話したそうだが

「共産国家」という表現自体が時代錯誤も甚だしい!

国の食を担う基幹基地である三陸の漁業を立て直すのだ、被害の深刻さを見れば

一時国有化で漁港や船舶の再整備をするほうが「スピード」という観点から見て合理的だ

ただし、宮城県と言う枠組みで取り組むほうが好ましい

地元の被災企業をサポートする港湾整備事業の色合いを強め、県政という立場で主導していく事が

復興の速度と被災者の生活改善に寄与していくからだ。

国土交通省や水産庁はサポートする側に回り、中央とのパイプ役に徹することだ

この再整備事業については将来像を描くことはもちろん、国の水産自給の未来をも担う

霞ヶ関にしてみれば利権も含めて国家事業だという意見もあるだろうが

しかし、だからこその地域主権による復興にしなければならないのだ。

利権の鎖はそろそろ切らなければならないことは「霞ヶ関の若手」には解っているはずだ

このままだと国は立ち行かなくなる

この災害がもたらした歴史的な意味は大きい・・・

地震災害の予兆はあったが国ではその施策すら用意出来なかった。

再生可能な未来エネルギー、安全な施設と称して「原子力発電所」を乱立してきたが

その存在も「嘘」と「利権」が渦巻いていたという事実の露呈、コストの面でも国民負担の大きさが

暴かれてしまった。

エネルギー政策は根幹が揺らいだどころではなく、崩壊したのだ。

「共産国家」?

いつの時代の思考をしているのか・・・

マスコミによる報道の嘘も広く認識されてしまっている現在

民主主義・社会主義・共産主義などの「主義」という国家表現は過去に葬り去らさねばいけない。



テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

2011.04.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治

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プロフィール

fukuda

Author:fukuda
1965年生まれ・・・
読売巨人軍が9連覇をスタートさせた年に生まれました
ジャイアンツのコーチであった父親をとおして
子供の目で見てきた「プロ野球」についても綴っていきます
批判も含めた、コメントをお待ちしております!

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