子供達の夏の楽しみは、ヒリヒリと日焼けが始まる肌を駆けていく爽やかな風が運ぶ季節の匂い・・・
夏の長い休みを待つときめきと、歓声に包まれて飛び込むプール授業があることだろう
そのプール授業に東北と関東圏内の学校が頭を悩ませている。
冬の間に休眠していたプールには3月12日以降、放射性物質が降り積もった
水は放射線を遮蔽すると言われているが、一冬の間に積もった物質は校庭などよりも高い数値を示している。
降り積もった放射性物質が含まれる泥などを下水に流せば処理場に蓄積される
どうあっても消えてなくなる事はない。
子供を持つ親としては、着衣を脱ぎ捨てた無防備な子供達に屋外の風にさらされたプールに漬けることには
危機感と不安を拭い去ることなど出来る訳が無いのだ。
インタビュアーに答える各地の教育委員会委員長は
モニタリングは何回するつもりでしょうか?の問いに
臆面も無く「一回だけです」との返答・・・・
もういい加減にしてほしい!
一日数回、何度でも測定して出来うる限りの現状の汚染状況を把握しておいてほしい!
それが必ず将来のためになる。
必ずだ!
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2011.06.06
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| 原発
内閣不信任案が否決され(こんなことはどうでも良いのだが・・・)
菅直人総理を中心とした内閣は瀬戸際に立っている
震災での原発事故の対応も含めて、リーダーシップに疑問符がついた形だ
菅総理の最大の失敗は、参議院議員選挙前の突然の消費税発言と大震災での日本のピンチに
国民に向けて、心からの支援を願い決意を表明する「メッセージ」を発することが
出来なかった点にある。
出来なかったと言う事は、持っていなかったと言う事に等しい・・・・
総理ともいうべき人が、危機管理も理念も根性もなかったことが悲しい。
臨時とはいえ、仮の政界再編を行い「大連立」を組む話も出てきているが
東京電力による発電と送電の権利をそのまま維持させてはいけない!
今後、エネルギー改革に取り組み、多様な発電方法を模索していく中で
送電の権利を自由に開放していかなくては、電力のコストがいびつな状態のままで
進められていくことになる。
経済界は「もっともらしい」事をCMなどで発信しているが
原発の恩恵を長期間受けていたことは明白だ・・・
リスクの部分を電気代の中に上乗せしてきたのだから。
生活に大きく関わる電気というものを、国民自身の手に戻し将来に向けてスマートな運営にしなくては。
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2011.06.06
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| 原発
最近の新聞には馴染みの「電力業界」をはじめとして
「原子力村」「原子力界」などの表記を見かけることが多くなった。
政界、角界、球界など「界」という狭い世界には権力や癒着、傲慢な一頭体制が確立されやすい・・・
利益の独占を第一使命とするために、外部からの意見や見識を排除しやすい組織になってしまう。
皮肉な事に、グローバル化やネットなどによる情報量が増えれば・・・
言い換えれば、話題になればなるほど利益の独占は難しくなってしまう。
電力業界は閉鎖された世界だ・・・
原子力の安全も再生可能なエネルギー・コンテンツも
将来のエネルギー政策としてすら、国民の議論にしようとしてこなかった
一部の利益を独占しようとする者たちの画策でだ。
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2011.05.25
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| 原発
政府と東京電力による、福島第一原子力発電所事故炉の冷温停止状態への工程表が
メルトダウンの発覚を受けて、見直されるか否かという会見が行われた。
1号機については、燃料棒が破損、溶融して圧力容器を貫通、格納容器すら破損させて
冷却水の流入に伴い放射性物質と共に
大量の汚染水となって溜め込まれていると考えられているようだ。
なんたること・・・・
東京工業大学の教授も、テレビに呼ばれる専門家達は「はっきり」とした解説を避けている
もし、メルトダウンが起こっていれば
格納容器どころではない、地下の建屋の基礎すら貫通して汚染水は地盤を伝い
付近へ流れ出ていくのは容易に想像できる。
率直な見解を述べるのはタブーなのか、それとも単純に長い研究生活は無駄であったのか・・・
そこのところを問うてみたい。
あなた達の、その研究は何の為なのか?
誰のための利益となるのか?
人のため、この地球という美しく稀有な惑星の為でないのならば
研究に費やした時間にも価値は無い。
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2011.05.17
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| 原発
村井嘉浩 宮城県知事が「水産業復興特区」構想を打ち出し、幅広い分野からの漁業参入と
企業経営方式を導入し再生していく手法を提案したことに、漁業権を保有する漁協が反発している。
江戸時代からの慣行である「磯は地付き」を代々受け継いできた漁民は
事実上の漁場争いを防ぎ、養殖の「区画漁業権」と沿岸漁業の「定置漁業権」を保持している。
漁業は自然と向き合い共存していくことで成り立つ仕事だ・・・
昨今の環境変化もあいまって、漁場や漁獲高も毎年大きく変動してる
資本にモノを言わせる、大手企業の参入も所詮は状況に応じた漁法で対応せざるを得ないため
成長を見込める分野だとは思えない。
ただし、現役漁師の高齢化や跡継ぎ問題などもあり将来に不安を残していることも事実だ。
海は果てしなく広いが魚が獲れる漁場は限られている
地元の漁師は代々に渡って、それを分かち合いながら続けてきたのだ・・・・
市場原理が及ぶ場所ではないのが現実だろう
それでも、今回の大震災による被害は予想を遥かに超えて大きく
再開には、船なども含めた漁具の購入から始まり、漁港の再整備、また加工施設の復興も必要だ。
漁業を再開した後も
メルトダウンを起こしていた福島第一原発による高放射能汚染水処理の今後も暗い影を落とすだろう
行政と漁協、そして当事者である漁師が同じテーブルで今後の「水産業の未来」を見据えて
じっくりと話し合うことが必要なのではないか。
美しい海で獲れた、新鮮な魚を使った料理で食卓を囲み舌鼓を打つ!
それこそが、消費者である僕達の望むことであるからだ。
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2011.05.17
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| 原発
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